キャリア採用システム導入事例
SOLUTION CASE 06
SOLUTION 06

リクルーター活用事例

コース毎に異なる要件、
データの散財。
煩雑になりがちな職種別採用を
システムの導入と運用で、
実りある採用へと導く。

ソリューションの背景
日本の新卒採用では、「職種別採用」や「初期配属の確約採用」を導入する企業が増えている。これは、営業職やエンジニア職など、職種やコースごとに募集をかける採用方法。
「職種別採用」では、応募コースが専攻分野ごとに分かれていたり、担当する人事チームが細分化されるなど、企業側の負担は少なくない。ある総合建設会社でも同様の課題を抱えており、業務の効率化に向けて、選考管理システムの見直しに取り組んでいた。
優秀な人材を採るために職種別採用は絶対必要だけれども職種別採用における企業側の負担を軽減できないか

01 CASE 01

採用活動において、職種別採用を行うこの企業が学生から収集する情報は多岐にわたる。しかし、それが紙ベースで共有されていたため、採用活動の方針や注力すべき取り組み、活動の成果が可視化・共有できていないというのが現状だった。
また、リクルーター活動に伴う人事と社員のやりとりも、Excelやメールが中心。面談記録などのデータが選考で活用できていないという問題もあった。
そこで、学生から収集する情報を紙ベースではなくシステムに集約し、ペーパレス化の実現が望まれていた。また、学生の状態や面談履歴といったデータをもっと活用し、その情報を選考に活用したいという要望もあった。そうすることで、面接を通して学生一人ひとりに最適な情報提供を行い、より深い理解と魅力付けができないかと考えたのだ。

「職種別採用」をシステムで成功させる!

02 CASE 02

そこでワークス・ジャパンの営業担当は、この顧客の採用活動の全体像と応募コースごとの採用スケジュールを洗い出し、各コースの選考情報を標準化すること、そしてリクルーター活動をより組織化するシステムを提案した。
また運用担当は、現在収集している情報や帳票の棚卸しを実行。応募コースごとに定めていた独自ルールを撤廃し、共通ルールを設計することを提案した。全コース共通で選考に必要な情報を整理することで、集計の効率化と選考でのさらなる情報活用につなげられると考えたのだ。
また、リクルーター活動のスムーズな導入に向けて、整理すべき事項の洗い出しを行い、顧客がシステム運用をスムーズに開始できるよう、サポートも行った。

03 CASE 03

システムを活用し、採用選考で収集・活用する情報が整理され、業務の効率化が図られた。また、選考開始前からのやり取りも情報として活用できるようになったため、リクルーター活動や面接における学生との会話の質、評価のための判断の妥当性も向上。より質の高い選考ができるようになったという。
さらにリクルーター活動がリアルタイムで把握できるようになったことで、リクルーターとなる社員にとっても、専攻を受ける学生にとっても、より安全で質の高い運用が可能になった。
ワークス・ジャパンでは引き続き顧客の要望を吸い上げ、さらに便利なシステムとその運用方法について提案を続けて行く。こうした改善により、「職種別採用」のような煩雑な業務を効率化し、企業の採用活動を寄り実りのあるものとしていくことが、ワークス・ジャパンがめざすソリューションのあり方だ。