PEOPLE.03

INTERVIEW

顧客が抱える課題の本質を見抜き、
その解決に必要なツールの企画と
高いクオリティの制作を実現。

DIRECTOR A.K.

01 QUESTION 01

学生時代はデザイン全般を幅広く学んでいて、4年次にはグラフィックデザインを専攻。将来はデザイナーを目指していたので、就職先の選択肢としては広告代理店のデザイナーやメーカーのインハウスデザイナー、個人デザイン事務所などがありました。そのなかから就職先として選んだのは、憧れのクリエイティブディレクターが代表を務める個人のデザイン事務所。業務を通して最もスキルを高められると考えての判断でした。
その事務所はブランディングデザインを軸にしていたため、顧客の課題解決に必要とあらば、広告、WEB、紙媒体、映像などあらゆるツールのデザインを手掛けていました。そんなあるとき、建設会社の採用サイトを制作することになり、初めてディレクター業務も任されたんです。顧客への企画提案から関わったのですが、そのとき、自分はデザインだけでなく企画を考えることも好きなんだということに気がつきました。
さらに採用サイトという、「人の想いを形にする」仕事に心からやりがいを感じ、デザイナーの経験も活かせるワークス・ジャパンのディレクターという道を選択しました。

02 QUESTION 02

ディレクターの主な役割は、プロモーションツールの制作における企画と、実制作の進行・品質管理です。営業担当者がクライアントの課題を聞き出し、プロモーションツールの制作が必要となったタイミングが我々の出番。さらに突っ込んだヒアリングで顧客の課題の本質を深掘りし、採用業界のトレンドや学生の動向を踏まえて、本当に打ち出していくべきポイントは何なのかを検討します。
そもそもその広報ツールを作れば解決することなのか、それとも、イベントやSNS広告などを検討すべきなのかなど、先方の意見を伺いながら、課題を解決に導くための最適解を探り企画に落とし込んでいくことが、ディレクターの仕事の醍醐味と言えます。

03 QUESTION 03

ディレクターの仕事は情報収集から始まります。何を作るにしても、顧客がどんな業界に属しているのか、その業界の中での立ち位置、社会的なイメージなど、あらゆる分析が必要になります。さらに、年々目まぐるしく移り変わる採用業界の状況やターゲットとなる求職者のニーズ、クリエイティブのトレンドなどアンテナを貼る方向も多岐にわたります。
それらの情報を総動員して採用コンセプトを設定し、サイトやパンフレットなど必要なツールの構成を考えます。それを企画書にまとめあげて顧客にプレゼンテーションし、無事受注となれば制作がスタート。デザイナーやコーダーなどと話し合いながら、プロモーションの世界観やどんなデザイン・ユーザーインターフェースを実現するかなどを決めていきます。すべてのクリエイティブに対して責任を持ち、顧客に満足してもらえるものを作り上げることがディレクターの使命です。

04 QUESTION 04

入社間もない頃に、「パンフレットをつくりたい」という顧客について営業担当者から相談を受けました。顧客との打ち合わせで課題感をヒアリングしたり、独自にリサーチしたりしてみると、「その顧客の課題を解決するには、他の方法も有効なのでは?」と思えてきたんです。そこでパンフレットの企画と並行して、映像の企画もつくって提案してみることに。
プレゼンテーションを終えると顧客の担当者はすごく喜んでくれて、私の目論見どおり映像の企画が採用されました。そのとき初めて、ディレクターという仕事の達成感や魅力を感じることができたと思います。また、顧客の意見を聞き入れるだけではなく、「何がその顧客にとってベストなのか」を考えることがいかに大切かに気づくこともできました。

05 QUESTION 05

ズバリ、BtoB広告賞で新卒採用サイト部門の金賞を受賞したいです。これまで銀賞や銅賞はいくつも受賞していて、キャリア採用サイト部門では金賞を獲っているメンバーもいますが、新卒採用サイト部門で金賞はまだありません。その最初の1人になれたらと、密かに狙っています。
キャリア採用サイト部門の金賞に関しても、ワークス・ジャパンとしては今年が初めての受賞。それも、若いメンバーが担当していた案件だったので、横で見ていて自分もすごく刺激を受けました。もちろん賞を取ることがすべてではないですが、1つの目標としてディレクター同士がいい意味で競い合いながら、より良いものづくりを続けていきたいと思います。

ONE DAY SCHEDULE

SCHEDULE
  • 9:00
    出社、その日のタスク整理。
  • 9:30
    提案に向けての社内ミーティング。
  • 11:00
    オンラインにて企画提案。
  • 12:30
    ディレクターメンバーとランチ。
  • 14:00
    先方オフィスにて社員インタビュー撮影。
  • 17:00
    オフィスに戻ってデータ整理。
  • 18:30
    退社。